開発環境
Install Flutter on Mac
MacにFlutterをインストールします。 公式サイトのInstall方法 を基に、ポイントを記載します。
1 システム要件
macOSでFlutterを実行するために、ハードウェア、ソフトウェアの要件を満たす必要があります。
1.1 ハードウェア
最低限のハードウェア要件です。
| Requirement | Minimum | Recommended |
|---|---|---|
| CPU Cores | 4 | 8 |
| メモリ GB | 8 | 16 |
| ディスプレイ解像度 pixels | WXGA (1366 x 768) | FHD (1920 x 1080) |
| 空きDisk容量 GB | 44.0 | 70.0 |
1.2 ソフトウェア
FlutterでiOSアプリのプログラムを書くために、次のものが必要です。
OS
macOS 10.15 (Catalina) 以上で、デフォルトシェルはzshを想定しています。
また、Apple Siliconではいくつかのコンポーネントが Rosetta2 translation processを必要とします。
次のコマンドでRosetta2をインストールしてください。
sudo softwareupdate --install-rosetta --agree-to-license
開発者ツール
以下のツールをダウンロードしてください。
インストール等で問題が発生した場合、各ツールのドキュメントを参照してください。
テキストエディター or IDE
Flutterアプリ開発ではどのようなエディターやIDE、IDE用Flutterプラグインを使えます。
人気の組み合わせ
- Visual Studio Code 1.77以上、拡張機能Flutter extension for VS Code
- Android Studio 2023.1 (Hedgehog) 以上、プラグインFlutter plugin for IntelliJ
- IntelliJ IDEA 1.77以上、プラグインFlutter plugin for IntelliJ、 Android plugin for IntelliJ
FlutterチームはVisual Studio Code1.77以上、Flutter extension for VS Codeの組み合わせ
2 Flutter SDKのインストール
VSCodeの拡張機能VS Code Flutter extensionを利用したFlutter SDKのインストール手順は以下の通りです。
バンドル版のインストール方法は 公式サイトを参照してください。
Prompt VS Code to install Flutter
VS Codeを起動
コマンドパレットを開き、[Command] + [Shift] + [P] キーを押す
コマンドパレットで、"flutter"と入力
Flutter: New Projectを選択
VS Code のプロンプトでインストール場所を指定してください
a. Flutter SDKがインストールされていれば、SDKの場所を指定
b. Flutter SDKがインストールされていなければ、ダウンロードを指定
もしWhich Flutter template? などのプロンプトが表示された場合は、[Esc]キーを押して無視してください。後で作成します。
Download the Flutter SDK
フォルダ選択ダイアログで、Flutterをインストールする場所を指定してください
Clone Flutterを押す ダウンロード中は、VS Codeが次のようなPOPUP通知を出します。
Downloading the Flutter SDK. This may take a few minutes.ダウンロードは数分かかります。ハングアップした場合はCancel 再度実行してください。
ダウンロードが終わったらOutput パネルに以下のような表示がされます。
Checking Dart SDK version... Downloading Dart SDK from the Flutter engine ... Expanding downloaded archive...その後、VS Codeが次のようなPOPUP通知を出します。
Initializing the Flutter SDK. This may take a few minutes.続けてOutput パネルに以下のような表示がされます。
Building flutter tool... Running pub upgrade... Resolving dependencies... Got dependencies. Downloading Material fonts... Downloading Gradle Wrapper... Downloading package sky_engine... Downloading flutter_patched_sdk tools... Downloading flutter_patched_sdk_product tools... Downloading windows-x64 tools... Downloading windows-x64/font-subset tools...Flutterのインストールが成功すると、VS Codeが次のようなPOPUP通知を出します。
Do you want to add the Flutter SDK to PATH so it's accessible in external terminals?VS Codeが Google Analytics noticeを表示します
OK を押します
全てのターミナルウインドウでflutterコマンドを使えるようにします
a. 全てのターミナルウインドウを閉じて、再度開いてください
b. VS Codeを再起動してください
3 iOS開発の設定
3.1 Xcode
iOS用のアプリを作成するために、Xcodeをインストールしてください。その後以下の手順で設定を行います。
- ターミナルなどのコマンドラインツールでインストールされたXcodeのバージョンを確認します
sudo sh -c 'xcode-select -s /Applications/Xcode.app/Contents/Developer && xcodebuild -runFirstLaunch' - Xcode ライセンスに署名します
sudo xcodebuild -license
3.2 iOSシミュレーターの設定
Xcodeを使って、Flutterアプリをシミュレーターで実行します。
実機での実行方法は 公式サイトを参照してください。
iOSシミュレーターをインストールします。コマンドラインで以下を実行してください。
xcodebuild -downloadPlatform iOSiOSシミュレーターを開始します。コマンドラインで以下を実行してください。
sudo xcodebuild -licenseシミュレーターで64bitの仮想デバイスを使うため、iPhone5s以上の設定を実施します
Xcode から、シミュレーター device typeを選択します
Window > Devices and Simulators のメニューを選択
[Cmd] + [Shift] + [2]キーのショートカットでも実行できます
Devices and Simulators デバイスが表示されたら、Simulators を選択します
左のリストから Simulator を選択するか、[+]ボタンを押します
Simulator アプリから File > Open Simulator > から起動する仮想デバイスを指定します
Simulatorのバージョンを確認する場合は、Settings app > General > About のメニューを選択します
iOS仮想デバイスが画面幅を超えてオーバーフローするかもしれません。その場合は、Simulator appからウインドウサイズを変更します
Display Size Menu command Keyboard shortcut Small Window > Physical Size [Cmd] + [1] Moderate Window > Point Accurate [Cmd] + [2] Small Window > Pixel Accurate [Cmd] + [3] Small Window > Fit Screen [Cmd] + [4]
3.3 CocoaPodsをインストール
iOS用のアプリでFlutterのプラグインを利用するために、CocoaPodsをインストールします インストールや設定はターミナルを利用します
- cocoapods インストールします。 必要に応じて、 公式サイトを参照してください。
sudo gem install cocoapods - 任意のテキストエディタを起動してください
- テキストエディタで環境設定ファイル "~/.zshenv" を開いてください
- "~/.zshenv"の末尾に以下の行をコピー&ペーストしてください
export PATH=$HOME/.gem/bin:$PATH - 編集した"~/.zshenv" を保存してください
- 変更内容を適用するために、ターミナルを再起動してください
4 セットアップ確認
4.1 Flutter doctorの実行
flutter doctor コマンドを実行し、上記のセットアップが正しく実施されたかを確認してください。
- ターミナルを開いてください
- 以下のコマンドを実行してください
flutter doctor
実行結果は次のように表示されますが、全てを設定を完了させる必要はありません。
Running flutter doctor...
Doctor summary (to see all details, run flutter doctor -v):
[✓] Flutter (Channel stable, 3.19.3, on macOS 14.4.0 23E214 darwin-arm64, locale en)
[!] Android toolchain - develop for Android devices
[!] Chrome - develop for the web
[✓] Xcode - develop for iOS and macOS (Xcode 15)
[!] Android Studio (not installed)
[✓] VS Code (version 1.86)
[✓] Connected device (1 available)
[✓] Network resources
! Doctor found issues in 3 categories.
4.2 トラブルシュート
flutter doctor コマンドでエラーになった場合、Flutter、VS Code、Xcode、等の設定が考えられます。
flutter doctor コマンドを、"-v"を付けて再実行してみてください。詳細な情報が表示されます。
flutter doctor -v
エラーとならなかった場合でも、Flutter SDKやその他の設定を変更した際は、flutter doctor コマンドを再実行して、設定が正しいかを確認してください。
4.3 FlutterでiOS開発
おめでとうございます!Flutter開発環境のセットアップが完了しました。